超かぐや姫の周回数が多いほどRememberで流れる涙の量が増える説

超かぐや姫!
Remember

※こちらの記事は『超かぐや姫!』ネタバレを多く含みます。申し訳ありませんが、まだ視聴していない方は、ブラウザバックして他の記事をご覧いただけますと幸いですm(__)m

超かぐや姫!中毒にさせた最大の功労者『Remember』

超かぐや姫!で一番最初に流れる曲『Remember』
前提として、映画で一発目に流れる曲というのはその映画を印象付ける、世界に引き込むために最も力を入れるべきものだ。

それを「超ムリ限界ギリなのでした」とか言いながら少ししんみりした曲調って。
これ下手したらこの時点でブルーな雰囲気な映画と捉えられてもおかしくない訳ですよ。

ましてやYoutubeのPVなどに釣られた、古のボカロ曲に釣られたオタクが多い本作であれば、かなり大きな賭けと言わざるを得ない。

しかし早見さんのコミカルなナレーションと「七色の稲光?何だろう?」からの「ゲーミング電柱!?w」という奇抜な映像で中和させている。

このおかげでウェットな雰囲気はぶっ飛んで、ただ良い曲&メロディーラインが小気味良いという印象だけ残る最強の流れが完成している。

まあこんなことを語りながら、早見沙織ファンの筆者としては1回目の感想「早見沙織の新曲キタ!神!!!!☆」だったわけだが、それは今は置いておこう。

そんな神曲だが、ご存知の通りこの曲が真にぶっ刺さるのは、視聴2回目である。

「主人公の推しライバーの曲」という印象は「8,000年分の想いが込められた主人公応援ソング」という、180°超えて1800°印象が変わる曲となる。矢印が反転してるんよ……

そう。
この映画実は『2回目は違う映画ですよ』ということをRememberを通して訴えているし、それが分かるような映画構成になっている。

策士すぎるというか、オシャレすぎる。

ヤチヨから彩葉に向けたRemember

ヤチヨ「あの曲はもう届いたから、お役目かんりょー」

映画本編を複数回見たであろう読者の方であれば、Rememberはヤチヨから彩葉に向けたメッセージであるということは明白だろう。

彩葉に対してのメッセージ】
・辛い時でも頑張ってることを見ている人がいるから挫けないで
・私のことを見て(覚えて!)

彩葉を励ますのを第一目的としつつ、ヤチヨの立場で今後の運命を考えると、彩葉をヤチヨのファンにしなければならない。

そう思って曲を作るなら、たとえ彩葉と再会できることが分かっていたとしても「彩葉に知ってほしい」「彩葉に好きになってほしい」という思いが入らない方が不自然だと思うのだ。

こちとら彩葉に会うために8,000年頑張ってきてん。

【自分自身に対してのメッセージ】
・彩葉と遊んだ未来の出来事を忘れないで
・もし自分が大きく変わっていても、彩葉と出会った時に思い出せるように、私(かぐや)のことを覚えていて

きっとインターネットが出現したあたりから「もうすぐ彩葉に会える」ことを楽しみにしていただろう。

でも8,000年生きてきたら、思い出も薄れるし、人格も変わる。
一番大切な人は彩葉だとしても、出会ってきた色々な人がかぐやの大切な人になって、記憶・思い出として積み重なっている。

で、ふと思うんですよ。
「彩葉と一緒にいた時の自分ってどんなだっけ」
「再開したときに幻滅されたらどうしよう」
「もうずっと彩葉に気づかれないままなんじゃないか」

と。

ヤチヨの「もう、これで終わってもいいって思ってた」は「彩葉に気づかれなくても、出会って、思い出の時の綺麗な姿の彩葉を見ることができたから、これ以上は望めない」という意味なんじゃないかって。

切なすぎるだろ……

でも「もしも気づいてもらえるチャンスがあるなら、あの時と同じように話したい」そのために、昔の自分を思い出そう、という願いがちょっと入ってたらいいな、って。ちょっと妄想かも。

【父親からの彩葉へのメッセージ】
・彩葉のことをずっと見守っているよ
・自由に好きなように生きていいんだよ

これは直接”そう”って話ではなくて、Replyの曲調をRememberに取り入れる際に、ベースラインの作者であり彩葉の父である、朝久に想いを馳せたんじゃないか?という推察のもと進めていく。

8,000年も生きると、親が子を思う気持ちも理解できるようになるわけで

それと同時に彩葉が自分のために作曲してくれたことを思い出すわけですよ。
劇中でReplyの続きに悩んでいた彩葉のことも思い出したり。

もし朝久が生きていたら彩葉にどんなことを伝えたいんだろうか~ということまで考えててもおかしくはないんじゃないか、って。

父親の想いを曲を通して伝えようとしてるんじゃないかという深読み。

朝久「音楽は自由にやるもんなんやで」

ReplyへのアンサーでもあるRemember

Rememberを聞いてると、頭の中で彩葉の「この曲で生き残れた」がずっと反芻する。

かぐやは彩葉の作った『Reply』で8,000年を生き残ってそのお返しの『Remember』が彩葉を助けて、って……

永久機関じゃん。

しかもベースは彩葉が幼い時に亡くなったお父さんと一緒に作った、彩葉の原点とも言える曲という、、、

エモすぎて、もぅマジ無理…になるって。
この壮大なストーリーを2時間半にまとめきった監督の敏腕さが恐ろしいって話でした。

この記事が『Remember』を、ひいては『超かぐや姫!』をさらに楽しめる一助になれば幸いです。
ご覧いただきいただきありがとうございました!

Youtubeリンク&歌詞

埃をかぶったノート 中身なんて覚えていないけど
たどたどしいピアノ ほの甘いパンケーキ なぜか懐かしい

あやふやな物語歩こうとして
何一つ上手には描けなくて
涙がこぼれだして気づいてく
大人になってく今日にいるんだって

暮れてく夕日の向こうに朝焼け
あなたを照らして星はまた巡ってく
小さな願いは確かな道標
微笑む明日はきっとそばにあるから

焦がれてやまなかった誰かの背が 遠くにいっても
ぬかるむ水たまり乾いていつかは 頭上に虹かかる

壊れてしまったら直そう 自転車を
萎れてしまったら水やろう 花びら
あなたの世界はそこでは終わらない
眩しい日々がどこかで待ってるから

大切なメロディは流れてるよ
あなたのハートに

鼓動のよう途絶えずにあふれてるよ
ラララララ…

憧れた物語歩こうとして
何一つ上手には描けなくて
それでいい いいんだって信じてよ
独りきり 今 空を見上げても

暮れてく夕日の向こうに朝焼け
あなたを照らして星はまた巡ってく
小さな願いは確かな道標
微笑む明日は消えたりはしない
きっとそばにあるから

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